テニスに詳しくなりたい方必見!ドミニク・ティーム(ティエム)のラケットからスポンサーまで詳しく紹介

プレイヤー紹介

 次世代クレーキングといわれている、オーストリア出身のテニスプレイヤー「ドミニク・ティーム」選手について紹介します。

 BIG4がずっと支配し続けてきた男子テニスで、グランドスラムの一つである全米オープンを制したことがあるトッププレイヤーです。

  プロフィール、スポンサー、使用ラケット、使用シューズ、戦績の順で紹介します!

プロフィール

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フルネームドミニク・ティーム(ティエム)(Dominic
Thiem)
生年月日1993年9月3日(2021年現在28歳)
出身地オーストリア ウィーナー・ノイシュタット
現住所オーストリア リヒテンヴェルト
身長185cm
体重79kg
利き手

 ドミニク・ティーム選手は2021年に28歳になる、オーストリア出身のプロテニスプレイヤーです。

 フェデラー選手やナダル選手と同じ身長の185㎝で、ハードヒットのストロークを中心としたプレースタイルの選手です。

 次世代クレーキングと呼ぶ人もいて(現クレーキングはナダル選手)、クレーが非常に得意な選手です。

 現在では珍しい片手バックハンドのプレーヤーで、強烈なスピンがかかったボールを打ちます。

 2020年にはグランドスラムの一つである全米オープンで優勝しています。

スポンサー

アディダス

 アディダスはドイツ人のルドルフ・ダスラー、アドルフ・ダスラーのダスラー兄弟によって設立された”ダスラー兄弟商会”が、意見対立によって解消したことによって誕生しました。弟のアドルフ・ダスラーがアディダスを設立し、兄のルドルフがプーマを設立しました。

 設立は1949年で、本社はドイツのバイエルン州にあります。

 現在、大人気のスニーカーであるスタン・スミスはもともとテニスシューズとして開発されました。

 ほかの契約選手として、ズベレフ、チチパス、オジェ‐アリアシム、ケルバーといった選手がいます。

アディダス公式サイト

バボラ

 バボラ(Babolat)は1875年にフランスのリヨンで創業した、世界で最も長い歴史を持つラケットスポーツメーカーです。テニスのラケットやストリング、シューズといったテニス用品以外にもバドミントンやパデルといったラケットスポーツ用品も販売しています。

 数多くのプレイヤーと契約していますが、商品の提供のみを行い、契約金は一切支払われていないです。逆に契約していないプレイヤーも自費で費用している場合も多いです。

 ティーム選手は2015年から契約しています。

バボラ公式サイト

レッドブル

 レッドブルはエナジードリンクのレッドブルシリーズで知られる、オーストリアの企業です。オーストリアの企業家マテシッツとタイの実業家ユーウィタヤーによって1984年に創業しました。

 様々なスポーツイベントのスポンサーをつとめていて、スキーやスケートボードなどのエクストリームスポーツ、エアレースなどのスポンサーを務めています。

 また子会社にレッドブルレーシングやサッカークラブのニューヨーク・レッドブルズ、レコードレーベルのレッドブル・レコードといった様々な分野の会社を持っています。

 ティーム選手は2018年から契約しています。

レッドブル公式サイト

オーストリア銀行

 オーストリア銀行はオーストリアを拠点に中欧、東欧で営業している民間銀行です。一度国有化されましたが、再び民営化されました。

 ティーム選手は2017年から契約しています。

オーストリア銀行公式サイト

ロレックス

 スイスに本部を置く高級時計メーカーです。設立は1905年にロンドンでされました。すべての部品を自社で製造しているマニュファクチュールという種類の時計メーカーで、世界で初めて高性能な時計の証であるクロノメーター認定を受けました。

 数多くある時計メーカーの中でもリセールバリューに優れており中古品も数多く出回っています。

 さらに機械時計の弱点であった水に弱いという点を解決し、ゼンマイを自動で巻くという機構も開発しました。さらに日付表示機能も開発し時計業界に大きな影響を与えました。

 他にも数多くのテニスプレイヤーと契約していて数多くの大会のスポンサーにもなっています。

スポンサー大会:全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン、上海マスターズ、モンテカルロマスターズなど

ROLEX公式サイト

テクノジム

 テクノジムはイタリアのチェゼーナに拠点を置く、フィットネス用品を中心に扱うメーカーです。名前の由来はテクノロジー(Techno)とスポーツ(Gym)の組み合わせです。

 業務向けの本格的なトレーニング機器から、家で使用することを想定したものまでさまざまな種類のものを扱っています。

 オリンピック及びパラリンピックのフィットネスマシンの公式サプライヤーとなっていて、2000年のシドニー大会から2021年の東京大会までフィットネスマシンを提供しています。

 ティーム選手は2015年から契約しているようです。

テクノジム公式サイト

Frutura

 Fruturaはオーストリアの果物と野菜の生産、販売を行っているグループです。

 ティーム選手はミツバチの新しい生息地を作るプロジェクトである”BioBienenApfel”の支援をしています。

Frutura BioBienenApfel公式サイト

デュラビット

 デュラビットは1817年にドイツのホルンベルクでゲオルク・フリードリヒ・ホーンが設立したデザイナーズバスルームメーカーです。創業時は小さな陶器工場でした。

 衛生磁器を使ったインテリアを販売していて、洗面器や手洗い器、小便器、キャビネットといった製品を販売しています。

デュラビット公式サイト

Sky Sport

 Sky Sportはイギリスの衛星放送事業者のスカイが運営しているスポーツ専門チャンネルです。プレミアリーグ、ラグビー、ゴルフ、F1などのスポーツ中継をしています。

 オーストリアの場合はSky Sportとなっていますが、イギリスなどではSky Sportsとなっています。

Sky Sport公式サイト

NEOH

 NEOHはチョコレートバーを販売している会社です。このバーは砂糖の量が通常のバーよりも非常に少なくすることを目標にウィーンで試行錯誤されて作られました。

 残念ながら、このNEOHのバーは日本では販売していないようです。

 ティーム選手は2021年から契約しています。

NEOH公式サイト

使用ラケット

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 ラケットはバボラの“Pure Strike 18/20”を使用しています。

 このラケットはバボラのラケットの中で、とくにコントロール性能が高いラケットです。フレーム形状はボックス形状とラウンド形状を組み合わせたような形状となっています。そのため、コントロール性能を維持したまま、安定性とレスポンスを向上させています。

 ストリングのパターンが18/20なので、最も一般的な16/19のパターンのラケットと比べると、スピンがかけにくくなっています。しかしボールをつぶして打つことができるティーム選手のような選手が使うと、非常に強力なボールを打つことができるようになります。

 ティーム選手が実際に使用しているラケットは市販品と違って、重さ317g、バランス31.4cmとなっているようです。

 ストリングはバボラの“RPM Power”を使用しています。

 このストリングはティーム選手のようなハードヒッターの方にはコントロール性能がよく、打ちやすいストリングです。しかし、ハードヒットをあまりしない方には、硬く感じてしまい打ちづらく感じてしまうようなストリングです。

 使用グリップははっきりと明かされていませんが、バボラの青色のドライグリップは“Tour Original”なので、このグリップを使用しているのではないかと思います。

使用シューズ

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 シューズはアディダスの”Barricade”を使用しています。

 このシューズはズベレフ選手が着用しているウーバーソニックと異なり、軽量性よりも安定性・耐久性を重視して設計されているシューズです。シュータンがまっすぐでなく、足の甲に合わせて斜めにつけられています。そのためよりフィット感が増しています。

主な戦績(2021年8月現在 シングルス)

ツアー通算勝率65.1%(309勝166敗)
タイトル数17(ハード6,クレー10,芝1)
グランドスラムタイトル数1(最高成績:豪F,仏F,英4R,米W)
最高ランキング3位(2020年)
生涯獲得賞金$28,861,766(3,174,430,788円)

 通算勝率は6割を超えており、タイトルも17あります。クレーが10タイトルということでクレーが得意なことがわかりますが、ハード・芝のコートでもタイトルと獲得しています。そのため、非常のオールラウンドにプレイできる選手ということがわかります。

 若手と呼ばれる選手の中で唯一グランドスラムのタイトルを持っている選手です。

 2021年も活躍すると期待されていましたが、けがの影響もあり8月に2021年はツアーに参加しないこととなりました。

 しかし実力はナンバー1になれるものを持っていると思うので、ぜひ復活してほしいです。

まとめ

 今回はオーストリア出身の次世代クレーキング、ドミニク・ティーム選手について紹介しました。

 次世代クレーキングと呼ばれるほど、クレーで結果を残している選手ですが、ほかのコートでも結果を残しています。

 2021年は期待通りの結果を残すことができなかったと思いますが、来年以降復活すると、必ずトップ10に戻ってくる選手だと思うのでぜひ注目したい選手です!

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