トップ100の振動止め使用率調べてみた[テニス][振動止め]

データ考察

 テニスをやっている方なら一度は振動止めを付けるか、付けないかで悩んだことがあると思います。

 そこでどのくらいのトッププロの選手たちが振動止めを使用しているのか気になったので、調査してみました。

 さらにどのラケットに使用している選手が多いのかも調べました。

 振動止め選びに悩んでいる方は、参考にしてみてください!

各選手の振動止め

ランキング名前振動止めの有無
1ジョコビッチあり(小型)
2メドベージェフあり(小型)
3チチパスなし
4ズベレフあり(小型)
5ナダルあり(小型)
6ルブレフあり(小型)
7ベレッティーニあり(小型)
8ティームなし
9ルードあり(小型)
10ホルカシュなし
11フェデラーなし
12オジェアリアシムあり(小型)
13シュワルツマンなし
14シャポバロフなし
15ノリーなし
16シナーなし
17ガリンあり(小型)
18カレーニョブスタあり(小型)
19モンフィースあり(小型)
20バウティスタアグートなし
21ディミトロフなし
22カラツェフなし
23エバンスあり(小型)
24ソネゴあり(小型)
25オペルカあり(小型)
26デミノーあり(小型)
27バシラシビリなし
28アンベールあり(小型)
29イズナーなし
30フリッツなし
31ハチャノフあり(小型)
32ハリスなし
33lajovicなし
34フォニーニあり(小型)
35ブブリクなし
36ゴファンなし
37クライノビッチなし
38コルダなし
39Fucsovicsあり(小型)
40デルボニスなし
41チリッチなし
42アルカラスなし
43イバシカなし
44ダビトビッチフォキナあり(小型)
45ラモスビノラスなし
46ラオニッチなし
47ペールなし
48ティアフォーあり(小型)
49錦織あり(小型)
50ストルフなし
51マナリノあり(小型)
52ダックワースあり(小型)
53ジェレあり(小型)
54トミーポールあり(小型)
55マクドナルドあり(小型)
56ウォンあり(小型)
57ワウリンカあり(小型)
58ギロンなし
59アンダーソンあり(小型)
60ペドロマルチネスあり(小型)
61Zandschulpなし
62ミルマンなし
63BENJAMIN BONZIあり(小型)
64KOEPFERあり(小型)
65rinderknechあり(小型)
66チョリッチあり(小型)
67magerあり(小型)
68federico coriaあり(小型)
69ムゼッティなし
70Jenson Brooksbyあり(小型)
71ケツマノビッチあり(小型)
72トンプソンあり(小型)
73ガスケあり(小型)
74ポピリンあり(小型)
75ruusuvuoriあり(小型)
76munarなし
77veselyあり(小型)
78西岡あり(小型)
79ブランドンナカシマあり(小型)
80Carballes Baenaあり(小型)
81bagnisあり(小型)
82pellaあり(小型)
83travagliaあり(小型)
84moutetあり(小型)
85gojowczykなし
86pospisilあり(小型)
87シャルディなし
88スティーブジョンソンあり(小型)
89griekspoorあり(小型)
90ベデネあり(小型)
91kudlaあり(小型)
92monteiroあり(小型)
93andujarなし
94querryなし
95kyrgiosなし
96sandgrenあり(小型)
97herbertなし
98セッピあり(小型)
99laaksonenあり(小型)
100cuevasあり(小型)

 この結果からまとめると、

  • 振動止め「あり」が61%
  • 振動止め「なし」が39%

となりました。

 五分五分に分かれるかなと思っていましたが、意外と差がある結果となりました。

 現代テニスは非常に激しい打ち合いが多く、ラケットから伝わる衝撃が大きいため振動止めを使用している選手が多いと考えられます。

ラケットとの組み合わせ

 それではどのようなラケットと組み合わせているのかも調べたので、結果を見ていきましょう。なお選手は市販品と異なるラケットを使用している可能性がありますが、見た目で判断しました。

振動止めの有無ラケット名人数
あり(小型)ブレード17
あり(小型)ピュアアエロ4
あり(小型)イーゾーン3
あり(小型)radical5
あり(小型)prestige3
あり(小型)prostaff2
あり(小型)extreme3
あり(小型)speed2
あり(小型)tfight2
あり(小型)purestrike2
あり(小型)vcorepro2
あり(小型)vcore2
あり(小型)puredrive3
あり(小型)ultrapro3
あり(小型)gravity2
あり(小型)その他6
なしblade5
なしpureaero4
なしezone4
なしradical2
なしprestige4
なしprostaff4
なしextreme2
なしspeed2
なしtfight2
なしpurestrike2
なしvcorepro2
なしvcore2
なしpuredrive1
なしultrapro0
なしgravity0
なしその他3

 この結果から、それぞれの振動止めの使用率をまとめると

 この結果を見るとBladeとRadical、Pure Driveは全体の振動止め使用率よりも高くそれ以外のラケットは低くなっていることがわかります。

 特にEzone、Pro StaffPrestigeの使用率が低くなっています。Ezoneは非常に振動吸収性能が高いラケットであるため、もともと振動止めを付けなくても十分振動を吸収してくれます。そのため振動止めを使用している選手が少ないと考えられます。

 Pro StaffとPrestigeはボックス形状で、非常に打感がよいラケットです。そのためはっきりとした打感が好みの選手が多く使っていると考えられるため、振動止めの使用率は低くなっていると考えられます。

おすすめの振動止め

 今回の調査で多くの選手は、ラケットと同じメーカーの小型振動止めを使用していました。しかし、錦織選手やロシアのビッグサーバー、ハチャノフ選手、テンポの速いプレーが得意なマナリノ選手などはラケットと違うメーカーの振動止めを使用しています。それがkimonyの”クエークバスター”です。

 この振動止めには特徴的なキノコのような部分があり、それが動くことで振動を吸収してくれます。そのため360度方向の振動を吸収することができます。

 僕も使用しています。他の小型振動止めと大きさはほとんど同じですが、明らかに振動吸収性が高く、打感がマイルドになります

 多くの方が使っていると思いますが、マイルドな打感が好みの方、振動止め選びに困っている方は多くのプロが好んで使っているこのクエークバスターをおすすめします!

 また輪ゴムを振動止めとしている選手もおり、一般的な振動止めよりも振動吸収性が低く、ある程度打感を残したい方におすすめです。

まとめ

 今回は男子トップ100の振動止めの使用率、ラケットとの組み合わせ、おすすめ振動止めを紹介しました。

 男子の場合、トップ100の半数以上の選手が振動止めを使用していることがわかりました。気になる選手がいる方は、同じ振動止めを使ってみると面白いと思います。

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