テニスなどの激しい動きをする方で、「しっかり結んだのに、また靴紐ほどけてる!」という経験をされた方は多いのではないでしょうか。
多くの方がやられている蝶結びは、簡単に結べ簡単にほどけるという利点がありますが、その分運動中にほどけてしまうという欠点があります。
そこで今回は簡単に結べて簡単にほどけ、さらにテニス中にほどけない結び方を紹介します。
おすすめの結び方‐[ベルルッティ結び]
ほどけない結び方としておすすめなのが、「ベルルッティ結び」と呼ばれる結び方です。
ベルルッティ結びはフランスの革製品ブランドであるベルルッティがシューズに採用している結び方です。
ベルルッティの靴ひもの結び方をご存じですか?
それは洗練性の真髄を表します!1970年代にベルルッティの結び方を取り入れたのは、デザイナーのオルガ・ベルルッティでした。
王室後継者の一人であり、メゾンの顧客であった人物からインスピレーションを得たのです。大胆な冒険、優雅さで名高いウィンザー公爵は、ネクタイの有名な結び方、ウィンザーノットを広めた人物としても知られています。祖母のアレクサンドラ・オブ・デンマークから、軍隊の行進時や公式行事の際に靴ひもがほどけるのを防ぐ、輪を二重にした結び方を受け継ぎました。
それ以降、シンプルなだけでなく、シューズの持ち主が1度に2つの靴ひもを引っ張ってほどこうとしない限りほどけないベルルッティの結び方は、顧客から顧客へ受け継がれています。
https://www.berluti.com/ja-jp/%E8%A8%98%E4%BA%8B/learn-to-tie-your-shoes/
このようにデザイナーのベルルッティが生み出した結び方なので、見た目の綺麗さが特徴の結び方です。
さらに僕が実際に結んでプレーしてみたところ、全然ほどけないという見た目と実用性を両立した結び方となっています。
結び方
①ひと結びしたあと、もうひと結びする。
②蝶結びのように片方を二つ折りにして、もう片方の紐で巻き付ける。
③巻き付けた紐を図の輪っかに通す。(ちょうちょ結びと同じ)
④通した紐とは逆の紐(図では左)の輪を折り返す。
⑤形を整えながら、輪を引っ張る。
このように基本的には蝶結びを少し改良したような結び方となっています。
まとめ
今回は絶対に解けない靴紐の結び方、ベルルッティ結びを紹介しました。
普通の蝶結びと比べ少し手順が増えますが、テニス中に全然ほどけません。
しかも革製品のブランドが生み出した結び方なので、紳士淑女のスポーツであるテニスにぴったりだと思いますw
靴紐がすぐほどけてしまって困っている方、テニスにぴったりのおしゃれな結び方をやってみたい方はぜひ試してみてください!!
より高性能の靴紐が欲しい方は、強く締められて、ほどけにくい「パワーホールドシューレース」がおすすめです!!
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