男子テニス界の次世代のナンバー1と言われているアレクサンダー・ズベレフ選手について紹介していきます。2021年に行われた東京オリンピックで優勝したことで、勢いがあるプレイヤーです。プロフィール、スポンサー、使用ラケット、使用シューズ、戦績の順で紹介します!
プロフィール
Embed from Getty Imagesフルネーム | アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev) |
生年月日 | 1997年4月20日(2021年現在24歳) |
出身地 | ドイツ ハンブルグ |
現住所 | モナコ モンテカルロ |
身長 | 198cm |
体重 | 90kg |
利き手 | 右 |
アレクサンダー・ズベレフ選手は2021年に24歳になる、ドイツのプロテニスプレイヤーです。
2m近い長身を生かした、強力なサーブと高い打点で打つことができるストロークを武器とするプレースタイルです。
長身の選手は身体が大きく、体重が重いためフットワークが不得意な選手が多いですが、非常に素早く動くことができ、手足の長さを生かしてとても高いコートカバー力を誇ります。
10代のころから将来を期待され、トップレベルで戦ってきた選手で、20歳の時にローマでマスターズ1000の初タイトルを獲得しています。
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ヘッド
ヘッドは1950年に設立されたスポーツブランドです。現在はオーストリアに本部を置いています。現在はテニスを始め,パデル,スカッシュ,スキー,スノーボード,水泳といったスポーツの商品を販売しています。
ズベレフ選手とはジュニア時代から契約しているようです。
アディダス
アディダスはドイツ人のルドルフ・ダスラー、アドルフ・ダスラーのダスラー兄弟によって設立された”ダスラー兄弟商会”が、意見対立によって解消したことによって誕生しました。弟のアドルフ・ダスラーがアディダスを設立し、兄のルドルフがプーマを設立しました。
設立は1949年で、本社はドイツのバイエルン州にあります。
現在、大人気のスニーカーであるスタン・スミスはもともとテニスシューズとして開発されました。
ほかの契約選手として、チチパス、ティーム、オジェ‐アリアシム、ケルバーといった選手がいます。
プジョー
1882年に設立されたフランスの自動車メーカーで、独特なサスペンションとショックアブソーバーによる、しなやかな走りを特徴とする自動車を製造しているメーカーです。
ライオンのロゴを特徴としていて、日本の唯一のATPツアーの大会であるジャパンオープンでもスポンサーを務めています。
ジーゼニア
ジーゼニアはイタリアを代表するファッションブランドであるエルメネジルド ゼニアを展開している、ゼニア社が エルメネジルド ゼニアの弟ブランドとして展開しているブランドです。
若い人向きのブランドとして展開されており、スーツやスニーカー、ポロシャツといった男性向けの商品を中心に販売しています。
ズベレフ選手とは2018年から契約を開始しています。
ロレックス
スイスに本部を置く高級時計メーカーです。設立は1905年にロンドンでされました。すべての部品を自社で製造しているマニュファクチュールという種類の時計メーカーで、世界で初めて高性能な時計の証であるクロノメーター認定を受けました。
数多くある時計メーカーの中でもリセールバリューに優れており中古品も数多く出回っています。
さらに機械時計の弱点であった水に弱いという点を解決し、ゼンマイを自動で巻くという機構も開発しました。さらに日付表示機能も開発し時計業界に大きな影響を与えました。
他にも数多くのテニスプレイヤーと契約していて数多くの大会のスポンサーにもなっています。
スポンサー大会:全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン、上海マスターズ、モンテカルロマスターズなど
使用ラケット
Embed from Getty Imagesラケットはヘッドの”Gravity Pro”を使用しています。このラケットは将来ナンバー1になると期待されているズベレフ選手のために開発された次世代のテニスに適したラケットです。
表と裏で異なる色が使われている非常に特徴的なデザインのラケットです。
ズベレフ選手自身は市販品より少し重くなったものを使用しているようです。
ストリングは現在の主流となっている、ハイブリッドです。縦にヘッドの”Hawk Touch”、横にバボラの”Touch VS”を使用しています
オーバーグリップはヘッドの”Prestige Pro”を使用しています。このグリップはしっとりした感触が特徴のウェットタイプのオーバーグリップです。
使用シューズ
シューズはアディダスの”Ubersonic 4″を使用しています。
このシューズは軽量タイプのテニスシューズです。アッパーにはニット素材を使い、ミッドソールには軽量でクッション性もあるLightstrikeという素材を使っています。
素早くコート中を動き回りたいという人にぜひおすすめです。
主な戦績(2021年8月現在 シングルス)
ツアー通算勝率 | 67.6%(284勝136敗) |
タイトル数 | 16(ハード10,クレー6,芝0) |
グランドスラムタイトル数 | 0(最高成績:豪SF,仏SF,英4R,米F) |
最高ランキング | 3位(2017年) |
生涯獲得賞金 | $25,171,770(2,758,612,031円) |
ツアーを代表する選手であることを示すような戦績ですね。BIG4の4人に次ぐ選手として最高3位も記録しています。
グランドスラムのタイトルはまだありませんが、2020年の全米オープンでは初めての決勝進出を果たしており、ウィンブルドン以外のグランドスラムではすべてベスト4以上を記録しており、グランドスラムタイトルを獲得するのも時間の問題のような気がします。
また東京オリンピックで男子シングルス金メダルを獲得しました。このシングルスの金メダルはBIG4のフェデラー選手と、ジョコビッチ選手でも獲得することができていない偉業です。
まとめ
今回は次世代のナンバー1候補の一人であるアレクサンダー・ズベレフ選手について紹介しました。
以前はマスターズでは勝てるけど、グランドスラムではなかなか勝ち残れないことが多くまだナンバー1には遠いといわれていました。しかし、2020年の全米オープンでは決勝に進出したり、東京オリンピックでは優勝したりと大きな大会でも結果を残し始めています。
同世代やさらに若い世代にも才能豊かな選手がたくさんいるため、ナンバー1になるのは大変ですが、間違いなくその素質は持っているプレイヤーだと思います。
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